YouTubeやTwitchなどでゲームのライブ配信を行う場合

どうしてもハイスペックのPCが必要となります。

 

PCを2台準備してキャプチャボードを使用し配信を行う方法もあるが

パソコンを2台準備するのも大変だしだしキャプチャボードも高い!

 

それをやるよりはグラボを2枚差し(非SLI)方が断然オススメ!

 

非SLIでグラボを2枚差すとゲームと配信でグラボを使い分けが可能なので

ゲームの質を落とすことなく高画質の配信が可能となります!

 

今日はグラボを使い分けてOBS配信の質を向上させる方法を紹介したいと思います。

 

・グラボを2枚差す方法に関する記事はこちら
・非SLIで2枚差すメリットとデメリットに関する記事はこちら

 

グラボの2枚差して使い分けるとこれだけ品質が向上する

まずはじめに僕のPCのスペックを紹介。

CPU:Core i7-7700
memory:16GB
GPU0:GeForce GTX1080
GPU1:GeForce GTX1060(3GB)

 

GTX1080でゲーム(PUBG)の処理を行い

GTX1060でOBS(配信)の処理を行います。

 

そうするとPUBGでは平均FPS140Hzでプレイしながら

OBSによるYouTube配信では解像度1920×1080、FPS60という

高画質配信が可能となりました。

 

グラボの性能によりますが2枚差すことで

上記のような品質向上が見込めます。

 

CPUの使用率は50~80%程度なので動きはサクサクです。

 

増設したら配信用にOBSの設定を変更してみよう

グラボを2枚差したらOBS側の設定を変更します。

 

OBSを起動して設定 ⇒ 出力を開きます。

変更項目は以下の通りです。

 

エンコーダ:NVIDIA NVENC H.264

GPU:1

 

エンコーダは初期設定でx.264となっているが

この状態ではCPUが処理を行っている状態なので

NVIDIA NVENC H.264に変更することで

グラボ側の処理に設定が変更されます。

 

GPUの数字を0⇒1に変更します。

1枚目のグラボ(メイングラボ)が0

2枚目のグラボ(サブグラボ)が1となるので

増設したグラボで処理する場合は1となります。

 

これで設定完了です。

 

高画質配信を行いたい場合はその他の画質に関連する設定を変更します。

 

・参考例(GTX1060で処理を行う場合)

【出力】

ビットレート6000~12000 ※Twitchは6000まで対応

プリセット:QUALITYもしくはMax QUALITY

 

【映像】

出力解像度:1920×1080

FPS共通値:60

 

設定が完了したら実際にライブ配信をやってみて

問題なくプレイできるか?配信できるかチェックします。

 

あとプレイ時のCPU、GPUの使用状況もチェックしましょう。

 

ゲームプレイ時にGPU0の使用率100%になるのは問題ありませんが

GPU1(OBS処理側のGPU)の使用率が100%付近だと配信に影響が

出る恐れがあるので品質を落とす必要が出てくるかもしれません。

 

まとめ

グラボを2枚差して(非SLI)ゲームと配信(OBS)で使い分けを行う場合、

OBS側の出力設定でエンコーダとGPUの設定を変更しましょう。

 

エンコーダ:NVIDIA NVENC H.264

GPU:1

 

上記の内容に変更して設定は完了となります!


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